★天使回廊からの夢☆

 
「ただの人間には興味ありません。宇宙人,未来人,異世界人、超能力者がいたら、私のところに来なさい!以上。」
−この21世紀初頭の涼宮ハルヒのメッセージは,地球の意識を先鋭化した形で代弁しており,
形のない光のネットワーク形成を呼びかけていると感じます。
地球はアセンションして新宇宙の無限水平ステージに軌道変容しようとしている。
ハート地球の胎動が聞こえて来,ワクワクドキドキとしませんか☆ 

『緑川玲◇Twitter☆』は、右サイドフリースペース RECOMMEND のすぐ下にあります★

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評価:
ルドルフ シュタイナー
筑摩書房
¥ 1,050
(2000-07)

19-20世紀にかけての最大のオカルティスト、人智学の創始者
ルドルフ・シュタイナーの四大主著の1冊「神智学」 (1904)です。
−超感覚的世界の認識と人間の本質への導き(副題) 高橋巌訳。


目次完全紹介
 
第三版のまえがき
第六版のまえがき (1914)
第九版のまえがき (1918)
この書の新版のために (1922)
 
序論
人間の本質
一 人間の体の本性
二 人間の魂の本性
三 人間の霊の本性
四 体、魂、霊

霊の再生と運命
一 三つの世界
二 魂の世界
三 魂の世界における死後の魂
四 霊界
五 死後の霊界における霊
六 物質界、並びに魂界、霊界とこの物質界との結びつき
七 思考形態と人間のオーラ

認識の小道  
補遺
付録
一 カントやヘーゲル、ゲーテやニーチェなどの自らの研究と論説の歩みついて
二 20世紀初頭の10年の著者の霊界体験と科学的理性的思考と本書の関連性について
 
訳者の解説とあとがき
文庫版のための訳者あとがき


以上

シュタイナーたる所以の、霊的経験論科学による霊的認識学入門である。
20世紀を代表するオカルト/精神世界の名著だと実感した。
150kg弱の文庫本として誰でも簡単に手に取ることができるが、その内容をしっかり認識でき理解できる人は多くはないだろう。学者というより、神秘学的指導者やオカルティスト的説教や説明、言い回しが随所に感じられ、シュタイナーも霊的神理の説明の多くの受け手の誤解や錯覚には苦労していたのだろうと思わせられる。

シュタイナーの著作は、「アーカーシャ年代記より」から「四季の宇宙的イマジネーション」(ロサ・ミスティカ叢書)「神秘劇」〈1〉(ルドルフ・シュタイナー著作全集)「メルヘン論」「黙示録の秘密」(ロサ・ミスティカ叢書)「薔薇十字会の神智学」から伝記「若きシュタイナーとその時代」
などなど、20代の頃に10冊程度は親しんできたが、知的にではなく、理的・感性的に読んでいたため、本書が4大主著の1冊というのは初めて知った。
どおりで、根本的な霊的認識に至る道の原則論のようなのが繰り返し説かれていることに納得できた。

とにかく、シュタイナー思想−人智学(神智学)の原点に戻りたい場合は、迷わず本書がその基本のスタンスと思考法、認識法を、想い起こさせてくれるだろう。

「人間は、この独立した真と善を自分の内部に生かすことで、自分を単なる感覚魂から超越させる。永遠の霊の光がこの感覚魂の中へさし込む。消え去ることのない光がそこに生じる。魂は、この光の中に生きる限り、永遠の存在を分有している。魂は自分の存在をこの永遠の存在に結び付ける。魂が内に担っている真と善とは、魂の中の不死なるものである。」(P55)

「人間は、物質界から生まれたように、真と善の永遠の法則によって霊から生まれる。人間は、独立した存在として物質界から切り離されているように、彼の外にある霊界から切り離されている。この独立した霊的人間存在は、「霊人」と呼ばれる。」(P63)

「霊我は、霊界から真と善の永遠の法則を「私」にもたらす。この法則は、意識魂を通して、魂の独自の体験内容と結びつく。」(P89)

特に感銘共鳴した内容を2,3引用したが、本書は全編上記の精神と流れを作っており、そこでの正常な思考が、霊的にも正しい真理を導き出すことを説明し証明している。
これによりシュタイナーは、近現代オカルティズムで最も正統で、正確な指導者だと実感した。
またこれらは、近代スピリチュアリズムの霊的存在の認識や理論とも一致しており、それは彼がそれから学んだというよりは、彼の霊的体験が、彼の正常な理性と悟性により正しく解釈された結論であり、それが、永遠の霊的真理であることを証明しているとも言えるものであると思う。また近年の新宗教、五井昌久師や天川貴之師の霊的人間観とも一致しており、その流れが霊的オカルティズム、スピリチュアリズムの本流を正しく反映していると見て取れる。

最後の「認識の小道」での、〔ひたむきな帰依〕に関する話はとても参考になった。
霊的能力者の生活は健康でなくてはならず、その健康は、真の思考が最も適切であると語っている。ここでの霊的能力者とは,特別な職業霊能者や霊媒体質の人たちだけをさしているのではなく,古今東西の地上以外の世界を認め信じる宗教や精神世界の信者や探究者すべてに該当するはずだ。シュタイナーは、霊的能力者と一般の学徒を分け隔てして語ることはないからだ。
また現実として霊的能力のないと思っている私たちも広義には,意識しようとしまいとすべて霊的修行の道を歩んでいるからだ。
それから鑑みるに,上記の指摘はまさに,現代においての新宗教や精神世界の最も欠けている部分を見通しているかのような指摘で、とても貴重である。

シュタイナーの語る健全な思考の労苦のない霊能力や霊的世界信仰などは、妄想と人生に対する間違った態度を促し、障害を与えるものでしかないことを警告しているからだ。この前提は、霊的世界の認識においては外せない。
それは自分の判断を捨てたり、盲目的信仰に走ることも当然自分と思考を捨てているので,この障害と間違いの警告に該当するだろう。
…そのような状態はまさに現代の新宗教の多くの信者に観られる態度で、自分の思考を止めて組織や教団の方針を無条件に受けてそのままブログや他人に受け売りすることが、信仰や帰依そして伝道と錯覚している輩が多い。しかしそれは神から与えられた自らの心における認識や理解を置き去りにし,真の自分の思考・考え方そして意思を捨てることになるのだ。
自分の神より与えられた個性的な思考や知性、理性を否定して捨てた上に、神仏への正しい信仰も帰依も成り立たないと言う簡単なロジックに、多くの信者はいつになったら気付くのだろうか。
それを自分の信仰だと錯覚しすり替えるのは、極めて簡単だが危険だ。
自分の認識の多くは間違っており,教団の言うことが全て正しい。それを盲信と言う。
最初の神より与えられた直感による、教団の違和感や異物感そして利用するというエゴに気付かなければならない。
その状態は,単なる操り人形・コントロールされている状態に過ぎず,それを洗脳といい,そのように信者が化している団体をカルトと言う。
そう、「我を信じよ。我は神なり」などと、真の霊学者、霊覚者や宗教指導者は決して言わないのだ。
自信がないから、神ではないから、神近き高級諸神霊になんらかの負い目や劣等感やわだかまりが心の片隅にあるから,そのようにあえて口に出し、書くのであろう。それで神への負い目と偽我を打ち消そうとしているのであろう。
本当に自分の言葉と教えと魂に自信と信頼があれば、そのような信者へのせこい要求は出てこないはずだ。
 
また、自分がかつての釈迦よりもイエスよりも上だなどという、幼稚な次元の低いお山の大将的なことも決して言わないであろう。彼らが法を説いた2000年以上前の発達していない地域時代の文明圏・文化圏よりも現代は知的・理的には何十倍も進化発展しているのだから,その発展した現代の知識や理性文明に合わせた真理が教えや理論として天より与えられ説いているだけのことなのだということに、いい加減気付いてもらいたい。
彼らが説いていなかった神理の知識や理論を説いたから、それだけを以て彼ら以上だなどと自画自賛し思い上がるのは、とんでもないことだ。では現代の宇宙や宗教の進んだ研究者や学者の多くが、その知識や理論では,彼らイエスや釈迦以上だと十分言えるだろう。
説いている人の心証、心根において本当に彼ら以上かどうか,自らの個としての心のあり方と行いが判断するのだ。彼ら以上の綺麗な心,純粋な心,大愛の心を果たして現代の宗教指導者が持っているのか・・・・特に本や知識や悟りを自分から誇っている人は,非常に妖しいと言わざるを得ない。
・・・話がワープしてしまったが,シュタイナーの純粋理性思考的な説明から,あまりにもそういう現代新宗教の問題に該当するような見事な内容があったので,解説した。

さて元に戻って,本書の付録1では、カントやヘーゲル,ゲーテ、ニーチェなどへの、自らの研究と論説の歩みを語り,2では20世紀初頭10年の著者の霊界体験と科学的理性的思考と本書の関連について述べられ,とても貴重な内容のようだ.
霊言や現象に迷い混乱させられた時は,本書でシュタイナー思想−人智学(神智学)の原点に戻れば,迷わず間違いのない基本スタンスと思考法認識法を,想い起こさせてくれるだろう.
「霊我は,霊界から真と善の永遠の法則を「私」にもたらす.この法則は,意識魂を通して,魂の独自の体験内容と結びつく.」(P89)
本書は全編上記の精神と法則を説明しており,その中での正常な思考が,霊的にも正しい真理を導き出すことを証明している.

それ以外にも、求道者−神理の探究者の基本的な心構えと意識の持ち方に付いて、懇切丁寧に妥協なく書かれている。これらシュタイナーの薫陶が、読者の魂の正常な思考と認識と正しき行動への無限の栄養とならんことを願う。

シュタイナー・・・彼はまさに、恐るべき霊知の巨人である。
−それは正しい求道と真理探究の道へと繋がっているからだ。




シュタイナー著書記事:
☆魂のこよみ★ルドルフ・シュタイナーによる時季節の宇宙的感覚

タンジェリン・ドリーム◆ハイパーボレア2008は,
 シュタイナー人智学の黎明世界に繋がっているのか♪



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天川貴之 (2016/08/05 9:04 PM)
シュタイナーは、霊的認識が理性的認識に即して津図られており、理性が磨かれながら、思考の延長上に人生観、世界観が、持てる。霊的真実が、意識現象として、理念的実在として、把握できる。全集において、様々な角度から、知的幸せが売ることができる。ゲーテ的世界観やカント的世界観が土台にしっかり入っており、全人的教養の書足り得る。
緑川玲 (2016/08/05 11:57 PM)
御意









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シュタイナーの霊的科学(霊学)と差異的哲学科学
シュタイナーの説く霊・精神(der Geist)は、PS理論から見ると、差異として把捉できると思う。  というか、差異的哲学科学として、シュタイナーの霊的科学(霊学)を見るといいと思う。シュタイナーは哲学博士であったし、また、自然科学研究者でもあったのである。
| Japonesian Trans-Apocalypse:Trans-Modern New Platonic Trans-Creation | 2010/07/30 2:33 PM |