★天使回廊からの夢☆

 
「ただの人間には興味ありません。宇宙人,未来人,異世界人、超能力者がいたら、私のところに来なさい!以上。」
−この21世紀初頭の涼宮ハルヒのメッセージは,地球の意識を先鋭化した形で代弁しており,
形のない光のネットワーク形成を呼びかけていると感じます。
地球はアセンションして新宇宙の無限水平ステージに軌道変容しようとしている。
ハート地球の胎動が聞こえて来,ワクワクドキドキとしませんか☆ 

『緑川玲◇Twitter☆』は、右サイドフリースペース RECOMMEND のすぐ下にあります★

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太陽と月…それは、役割の違いに過ぎない。
太陽がなければ、地球を含む太陽系は、中心を失いかつ暗黒地獄になり、そして太陽系そのものがバラバラに崩壊する    と、太陽系構造を基本的に知っている少し頭の利く中学生レベルでもわかる。
そのように、太陽は、われわれ人類含む太陽系の全生物いや全存在にとって、なくてはならない光と熱と法則の源なのだ。
古来より様々な文明や地域にて、太陽が神と崇められてきたのは、当然の必然で、言わずもがなである。

しかし、夜空に輝く月については、太陽程その重大性や必然性は、必ずしも人類に理解されていない。
しかし月は、単に夜空に輝くアクセサリーでもなければ、地球の従属物でもないような気がする。

人類にとって、太陽は陽であれば、太陽の反対性を有する陰とは、やはり宇宙空間とも言えるが、
そのような物理科学論的、形而上的宇宙存在論はさておいて、単純な人類に影響を与える物理的存在として考えると、それは月になると思われる。

それらは一見対立的にも捉えられるが、実際は対立しているわけではなく、永遠のバランス・調和・ハーモニーの中に存在する。

この真理について、想起させたきっかけは、難しい哲学でも思想でもなく、単純明快な原理として記されている書物を最近読んだからだ。
それは残念ながら、哲学書でも科学書でも宗教書でもなく、月2回刊行の雑誌である。
なんの雑誌か?  漫画雑誌である。
なんという漫画雑誌か?  集英社発売の「スーパージャンプ」である。
ではその中のなんという漫画か?  我らが車田正美氏原作執筆の「リングにかけろ2」である。

これまで主人公剣崎鏻童に襲いかかってきた各国の強者たちは、妖しげな力を武器にするものが多かった。
念の力や恐怖の力や呪いの力や神と称する悪魔的な人を殺す力など・・・だいたいが優れた素質を持った実力者の心のスキに取り入った闇の力の媒介により得たものであろうものが多かった。

しかし、現在の主人公鏻童や日本の仲間伊織たちの最大の敵-ギリシャ軍最強の男、
アポロンは、全く違った。
彼は、人間としての得や品格を兼ね備えた、英雄でありまた、最高の神の子でもある。
彼は、敵には勝つが、その勝利には野獣性や残酷さは微塵もなく、常に慈悲が伴う。
-それこそが、神の側の人間の証。

相手がかけた技を、制極界によって跳ね返すことによって、勝利する。
そして相手は自分の放った技が自分に返って、ズタズタになる。
しかしアポロンは、その相手に邪悪な意思や非がない場合、相手を光の能力によって、治癒する。
その治癒する光の能力は、アポロンの神名そのもの、太陽の力から得ている。


アポロンこそは、光の太陽の使者であり、光と太陽を象徴した人間とも言える。

彼の光の治癒を受け、死の淵から甦ろうとした伊織には、幼い頃の思い出がなぜか甦る。

叔母に、仏像の雷光明王について強そうだと尋ねる幼い伊織。
一番強いのかとの質問に、叔母は、その上には菩薩様がたくさんいると答える。
すると幼い伊織は、菩薩がいちばん偉いのかと言うと、偉い叔母さまは、
「菩薩様の遥か上の高みに、宇宙の光とも言われる尊いお方がいらっしゃる」と伊織に教える。
伊織が聞くと、
「宇宙をあまねく照らす大いなる光… その名を 大日如来」と響いたところで、幼い伊織も
まぶしく光りにのみ込まれてゆくビジョンが表れると共に、リングで横たえた伊織は死の一歩手前から蘇生する。

-私はたまらなくうれしくなってきた。

大日如来、そしてアポロンは共に、太陽神であり、太陽の象徴であり、偉大な人類のマスター(光の大指導霊)である。

そして甦っていぶかる伊織に対してアポロンは、聖人にしかなし得ない太陽の愛の行為の言葉を語る。

アポロン そして大日如来。
共に、私の永遠の理想像でもある。
ギリシャ神話では、単なる太陽神以外に、詩人でもあり竪琴の名手でもあり、ヒーリングの力を持った麗しき芸術的なる存在。
そのような個性に限りなく憧れる。

大日如来・・・その圧倒的な宇宙をあまねく照らす光の象徴の秘技は、未だ人類に明かされていない。
一部の仏教教典に、限りなく比喩的に説かれているだけだが、その実際の力を知る者は、地上界にも天界にもいない。

ストーリーは、伊織が竜童の語った真理の言葉より、太陰=月の存在意義に目覚める。
そして、月を旗印に伊織は死を覚悟で太陽のアポロンに一矢報いることを宣言する。

いや、かっこいい。

ただストーリーでは対立的構図になっているが、真実は、そうではなく、永遠の調和である。
「陰と陽をともにきわめし者が、最後に勝利を得る」と竜童に言わしめている。

それは、二元対立ではなく、二元を極めて昇華した一元の境地。
如来の悟り=自己一如 の境地でもある。

それらを、漫画という誰にでも取っつき易く読み易い媒体でストーリー展開し、
キャラクターを見事それらの真理の中におきつつ描いているのだから、車田正美氏も大した方である。

もっとも神秘的で、気安くマニアックな霊言などから遠い、アポロンや大日如来。。。
彼らこそ、日本人、文明人の忘れ去っている、きらめく個性の持ち主にして、もっとも奥深いものを秘めた至尊の存在なのである。
そして、太陽と月と…陰陽は、永遠の調和の中に存在する。(これは私の気付いたことです)

以上、
リングにかけろ2 のストーリーをモチーフに、描かれている真理の説明と自分なりの解釈と理解と所感を記しました。それにはいやでもストーリー説明と一部引用が出たことをご了承ください。
セリフの引用は「」です。
引用とストーリー紹介は、集英社刊「スーパージャンプ 新年3号 リングにかけろ2 車田正美COUNT168 陰と陽」より
関心を持った方は…急げ書店かコンビニへ! そして購入せよ!(たったの300円)
そしてこのような人類に与えられた究極の真理が漫画としてわかりやすくストーリー展開されていることを驚き、真に宇宙の真理を知れ!
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